(Selective Alarm/選択的警報)
出典 Ultimate Intrigue 224ページ
系統:防御術; レベル:アーケイニスト3、インクィジター3、ウィザード3、オカルティスト3、サイキック3、サモナー3、サモナー(アンチェインド)3、スカルド3、スピリチュアリスト3、ソーサラー3、バード3、ハンター2、レンジャー2
発動時間:標準アクション
構成要素:音声、動作、焦点/信仰(長さ1フィートの細長い鉄綱)
距離:近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
効果範囲:指定地点を中心とする、最大で半径20フィートの放射
持続時間:2時間/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー:不可; 呪文抵抗:不可
この呪文はアラームと同様に機能するが、警告を起動するクリーチャーあるいは物体の種別をより細かく識別するように調整することができる。サイズが超小型以上のクリーチャーが警戒範囲に侵入したら常に起動するようにする代わりに、術者の望む起動条件を設定することができる。ただし、観測できる現象に基づいていなければならない。例えば、術者はセレクティヴ・アラームの起動条件を特定の種族のクリーチャー(オーク、コボルド、バグベアなど)が範囲に入ったときとしたり、4体以上のクリーチャーが範囲に入ったときとしたり、範囲内に金属製の物体が持ち込まれたときとしたりすることができる。術者は観測できない情報に基づく起動条件を設定できない。例えば、特定の属性を持つクリーチャーが範囲内に侵入したときとすることはできない。また、「5,000GP以上の価値があるもの」が範囲内に入ったときや、「武器」が範囲内に入ったとき、とすることもできない。というのは、アイテムの価値や武器かどうかという分類は推論を含んでおり、人ごとに大いに異なる可能性があるからである。