Malicious Spite/悪意
系統 心術(強制)[感情、精神作用]; 呪文レベル バード3、ウィザード/ソーサラー4
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、物質(150GPの価値があるターコイズの粉末)
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標 クリーチャー1体
持続時間 1日/レベル
セーヴィング・スロー 意志・無効; 呪文抵抗 可
術者は悪意に駆り立てる感覚を呼び出す。目標の悪意は術者が発動時に指定した2番目の人物に向けられる。これ以降、目標は悪意の目標に対し、中傷、裏切り、殺人の計画さえ試みる。この嫌悪は明白ではなく、悪意の対象物に対する目標の行動は微妙かつ間接的にあらわれる。2番目の人物に対して行動するとき、惑わされた目標は損得勘定と倫理性を残しているが、この人物に向けられた悪意は目標を突き動かし、嫌いな相手にそうするであろうように行動させる。
目標は1日ごとに、包含する悪意に考えを支配されることにより、2ポイントの【判断力】ダメージを受ける。目標は感情の赴くまま悪意ある行為を実行するときにだけ能力値ダメージを緩和できる。悪意ある行為の例としては、目標の飲み物に強い酒を混ぜてちんぴらに目をつけさせる、目標の持ち物を傷つける、目標の悪い噂を始める、目標に犯罪の濡れ衣を着せる、爪弾きものや乞食に金を握らせて目標に話しかけさせる、目標への脅迫や恐喝、あるいはその他の目標を肉体的に害する準備など。
呪文が終了すると目標は悪意ある振る舞いを思い出すが、その動機は思い出さない。