Absurdity/不条理
出典 Horror Adventures 108ページ
系統:幻術(惑乱)[感情、精神作用]; 呪文レベル:サイキック2、スピリチュアリスト2、バード2、ミーディアム2、メスメリスト2
発動時間:標準アクション
構成要素:音声、動作
距離:中距離(100フィート+10フィート/レベル)
目標:クリーチャー1体/レベルまで、ただしそのうちのどの2体をとっても30フィート以内の距離に収まっていなければならない
持続時間:1分/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー:意志・無効; 呪文抵抗:不可
目標は威圧や脅威をばかばかしいほどに不条理なネタであると受け止める。目標に対して威圧しようとしたキャラクターは、代わりに誇張された表情で無様なスピーチをしたと解釈される。[恐怖]状態を与える効果は嘲りの対象となり、目標は自分を怯えさせようとするものたちを物笑いの種にする。
アブサーディティーは目標を軽度の[恐怖]状態(不安状態、怯え状態、動揺状態)から守る。不安状態に対する完全耐性を与え、怯え状態あるいは動揺状態を与える効果を50%の確率で無効化する(これには、〈威圧〉による士気をくじく試みも含まれる)。[恐怖]を呼び起こす呪文や能力に対する他の効果(例えばファンタズマル・キラーによる死亡)は通常通り作用し、[恐怖]に対する完全耐性を無視する効果は、アブサーディティーも無効化する。
その代わりに、目標は脅威になり得るものに気づくのが難しくなる。目標は不意討ちを避けたりクリーチャーが脅威になり得ることに気づいたりするために行う〈真意看破〉判定に-10のペナルティを、イニシアチブ判定に-2のペナルティを受ける。この呪文は効果を受けている目標がさらされようとする危険に警告したり危険を感知する呪文や効果(アンティシペイト・ペリルUMやファインド・トラップスなど)を阻害しない。