Sense Madness/狂気感知
出典 Horror Adventures 127ページ
系統:占術; 呪文レベル:インクィジター2、オカルティスト2、クレリック2、サイキック2、パラディン2、ミーディアム2
発動時間:標準アクション
構成要素:音声、動作
距離:近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標:距離内のクリーチャー複数(本文参照)
持続時間:精神集中、1ラウンド/レベルまで
セーヴィング・スロー:不可; 呪文抵抗:不可
術者は範囲内のクリーチャーに精神的な乱れが存在するかを感知できる。術者は毎ラウンド、クリーチャー1体に集中して感知を行える。目標が現在何らかの形の狂気(182ページ参照)や中毒(GameMastery Guide236ページ参照)のいずれかの形態に現在さらされているか、正気度ダメージの合計が正気修正値以上であるか(12ページ参照)、ディテクト・マジックによって感知できる魔法的な(強制)効果の影響を受けているかのいずれかであれば、術者は精神集中の最初のラウンドに、そのような精神的な乱れのいずれかを帯びていることを感知できる。
同じクリーチャーに次の1ラウンドも精神集中を行ったなら、術者はそのクリーチャーが正気度ダメージの合計が正気修正値以上であればそれを知り、10+目標の狂気もしくは中毒のセーヴ難易度に等しい難易度の〈真意看破〉判定を試みることができ、成功すれば狂気もしくは中毒の正確な性質を理解することができる。加えて、術者は目標が効果を受けている、ディテクト・マジックで感知できる魔法的な(強制)効果それぞれについて、11+(強制)効果の術者レベルに等しい難易度の〈呪文学〉判定を試みることができる。成功すれば、術者は目標に効果を及ぼしている特定の呪文を識別できる。この効果がインサニティ、コンフュージョン、その他狂気を及ぼす類似の効果であれば、この〈呪文学〉判定に+4のボーナスを得る。術者がセンス・マッドネスを用いてこのような効果の識別に成功したなら、この呪文により与えられた洞察により、この特定の効果を相殺、解呪、除去するために行われる次の術者レベル(以降1分以内に行われるものに限る)に+1の状況ボーナスを得る。狂気、中毒、(強制)を識別する判定を試みた後、例えクリーチャーに再度精神集中を行ったとしても、術者は同じクリーチャーに再度判定を試みることはできない。