(Dress Corpse/死体の装飾)
出典 Ultimate Intrigue 212ページ
系統:死霊術; レベル:アーケイニスト2、ウィザード2、ウィッチ2、ウォープリースト2、オラクル2、クレリック2、ソーサラー2
発動時間:標準アクション
構成要素:音声、動作、物質(酢漬けのニシン)
距離:接触
目標:接触した死体1つ
持続時間:瞬間
セーヴィング・スロー:不可; 呪文抵抗:不可
術者は死体の肉と骨に、術者の選んだ設定に合うように変える。この呪文は紛れも無い傷や痣、その他、目標の死の状況に関するちょっとした手がかりを生み出したり隠したりすることができる。また、死に至る時期をごまかし、今まさに、何らかの手段で殺されたように見せかけることもできる。例えば、術者は元からなかったかのように傷を塞いでしまったり、首の痣を変えたり、体内の毒の痕跡をなかったものにしたり、死体の肌に焼かれた印を残したり、飢えて死んだように痩せさせたりすることができる。この呪文は四肢の欠損のような肉体の大規模な変化を隠すことはできないし、骸骨に肉をつけたり肉のついた死体を骸骨にしたりすることもできない。死体の外見を全く違うものにしてしまうこともできない。
死体を近くで観察したものは〈知覚〉判定(難易度=10+術者の術者レベル)を行い、成功すれば死体の傷(や何らかの欠損)が自然のもので無いことはわかるが、呪文が発動される前にしたいがどんな姿であったかを識別することはできない。〈治療〉判定(難易度=15+術者の術者レベル)に成功して近くで観察したものは、目標の傷が偽りであることがわかるだけでなく、元の傷がどのようなものであったかも見破ることができる。