Psychic Image/念術の像
系統:幻術(操影); 呪文レベル:サイキック9
発動時間:1標準アクション
構成要素:音声
距離:長距離(400フィート+40フィート/レベル)
効果:影でできた複製1つ
持続時間:1ラウンド/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー:意志・看破(やりとりがあった場合); 呪文抵抗:可
術者は半ば現実の、自分を投影した像で自分の意識を覆い隠す。サイキック・イメージは術者のように見、聞き、臭いを感じるが、触れることはできない。術者の精神が像の中にいる間、術者はそれが自分の肉体であるかのように操ることができるが、実際に存在する物体に直接効果を及ぼすことはできない。像は飛行移動速度60フィート(機動性は完璧)で移動する。像の中にいる間、術者の間隔はこの像が見聞きしたことのみを感じ、術者の肉体は聴覚喪失状態、無防備状態、かつ盲目状態として扱われる。術者は即行アクションにより、像と自分の肉体の間を切り替えることができる。精神が肉体にいる間、像は同様に無防備状態となる。
術者の像は非実体であるかのように固体を通過することができる。像は術者の接敵面の大きさ(小型および中型のクリーチャーは5フィート)までしか、固体の中に入り込むことはできない。非実体のクリーチャーに効果を及ぼすかどうかにかかわらず、像はほとんどの攻撃や効果によってダメージを受けることがない。しかし[精神作用]効果は、術者の精神がいるかどうかにかかわらず、サイキック・イメージに対して全ての効果をもたらす。
術者が望むなら、術者が像の中にいる間、距離が接触かそれより長い念術呪文ないし擬似呪文能力を発動することができる。例え術者が修得しているとしても、術者は像から念術呪文でない呪文を発動することはできない。サイキック・イメージが自分から発動できるのは幻術系統の念術呪文のみである。呪文は他の目標に通常通り効果を及ぼすが、サイキック・イメージを起点とする。
物体は意志セーヴに成功したかのようにサイキック・イメージの影響を受ける。術者とサイキック・イメージとの間に効果線を維持する必要はないが、ディメンジョン・ドア、ブリンク、その他同種の呪文で術者が一瞬でも他の次元界を通過するようなことがあれば、この呪文は終了する。