Wall of Lava/溶岩の壁
系統 召喚術(創造)[地、火炎]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー8、ドルイド8
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、物質/信仰(乾いた溶岩の塊)
距離 中距離(100フィート+10フィート/レベル)
目標 範囲が最大で5フィートマス1つ/レベルまでの、溶岩の壁(自在)
持続時間 1ラウンド/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー 本文参照; 呪文抵抗 不可
この呪文は4術者レベル毎に厚さが1インチあり、最大でレベルにつき1つの5フィートマスで構成された垂直なウォール・オヴ・ラヴァを創り出す。ウォール・オヴ・ラヴァの最大の高さがその横幅の半分を超えていてはならない(最低の高さは5フィートである)。クリーチャーや物体が占めているのと同じ空間にこの壁を召喚することはできない。ウォール・オヴ・ラヴァの1区画はダメージ(硬度4、ヒット・ポイント90)によって破壊できる。しかし1区画が破壊された場合、壁に残る溶岩がすぐに穿たれた穴を塞ぎ、壁の全体のサイズは5フィートマスぶん減少するが有害な障壁であり続ける。武器がウォール・オヴ・ラヴァに一撃を与えるたび、その武器は2d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける(その攻撃が素手打撃あるいは肉体攻撃によるものである場合、この壁に一撃を与えたクリーチャーは2d6ポイントの[火炎]ダメージを受ける)。
クリーチャーはウォール・オヴ・ラヴァを全ラウンド・アクションとして、難易度25の【筋力】判定に成功できれば通過できる――失敗すればそのクリーチャーは壁の外の、そのクリーチャーが離れようとしていた地点へと押し返される。穴掘り速度を持つクリーチャーはその穴掘り速度を使用して壁を通過できる。ウォール・オヴ・ラヴァを通り抜けようとする試みは、そうするものに20d6の[火炎]ダメージを与える。ウォール・オヴ・ラヴァはまたウォール・オヴ・ファイアーであるかのように熱を放つが、ウォール・オヴ・ラヴァからの熱は両側に放たれる。
ラウンドに1回、移動アクションとして、術者はウォール・オヴ・ラヴァに噴火するよう命令できる。これにより壁のどちら側かにいる60フィート以内の好きな1体の目標へと溶岩の円柱状の上昇流が放たれるものの、壁の全体のサイズは5フィートマスが1d4区画ぶん減少する。術者は目標に命中させるための遠隔接触攻撃を行わなければならず、これは命中すると10d6ポイントの[火炎]ダメージを与える。この効果によってウォール・オヴ・ラヴァに穿たれた穴は即座に埋められ、そのぶん壁の全体のサイズが減少する。
ウォール・オヴ・ラヴァに物理的に接触することによって受けるダメージすべてはそれが起きてから1d3ラウンドの間持続するが、この追加ダメージは実際に接触している間に受けるダメージの半分だけである(つまり、ラウンドにつき1d6か5d6か10d6ポイントになる)。