Interposing Hand/立ちふさがる手
系統 力術[力場]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー5
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、焦点(柔らかい手袋片手ぶん)
距離 中距離(100フィート+10フィート/レベル)
効果 10フィートの手
持続時間 1ラウンド/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー 不可; 呪文抵抗 可
インターポージング・ハンドはサイズが大型の魔法の手を作り出し、術者と敵1体の間に出現させる。手だけを切り取ったようなこの浮遊体は、両者の間に留まるように移動し、術者がどこへ移動しようと、敵がどのように回り込もうとしようと、その敵に対する遮蔽(+4AC)を術者に提供する。どんなことをしようと、この手を欺くことはできない―暗闇の中であろうと、インヴィジビリティで不可視状態になっていようとポリモーフしようと、その他どのように隠れたり変装したりしようと、手は術者が選んだ敵の前に立ちはだかる。ただし、手は相手を追いかけたりはしない。
インターポージング・ハンドは指を伸ばした状態で縦横10フィートの大きさがある。手はダメージを受けていない状態の術者と同じヒット・ポイントを持ち、アーマー・クラスは20(-1サイズ、+11外皮)である。手は通常のクリーチャーと同様にダメージを受けるが、ダメージを及ぼさない魔法効果のほとんどから作用を受けない。
手が敵の機会攻撃を誘発することはない。ウォール・オヴ・フォースを押し通ったり、アンティマジック・フィールドの中に入ったりすることはできないが、プリズマティック・ウォールやプリズマティック・スフィアーの効果はすべて受ける。手のセーヴィング・スローは術者と同じである。
ディスインテグレイトをかけるか、ディスペル・マジックに成功すれば、手を破壊できる。
体重2,000ポンド以下のクリーチャーが手を押しのけようとした場合、移動速度が通常の半分になる。手は体重が2,000ポンドより重い敵の移動速度を遅くすることはできないが、それでもその攻撃には作用を及ぼすことができる。
この呪文を別の目標に向け直すには、1移動アクションを要する。