Contingent Action/不慮に備えた行動
系統 力術; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー3、バード3
発動時間 1分
構成要素 音声、動作
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標 同意するクリーチャー1体
持続時間 1分/レベル(解除可)またはチャージ消費するまで
セーヴィング・スロー 意志・無効(無害); 呪文抵抗 可(無害)
目標は、術者が指定した状況になると使用できるようになる追加アクションを1回得る。発動時、術者は状況を指定し、目標はその状況で効果を及ぼす待機アクション1つを宣言する。
待機アクションの起動条件として指定する状況は明快なものでなければならないが、一般的なものでも構わない。複雑で入り組んだ状況が指定された場合、全ての条件が満たされていても、起動時にうまくいかない可能性がある。例えば、起動条件とアクションが「目標が武器を持っていない間に攻撃されたなら、武器を準備する」だったとしよう。条件を満たしたときに目標が準備できる武器を所持していない場合、アクションは失敗する。起動条件とアクションが「20フィート以内の仲間が気絶状態になったなら、目標は中間に隣接するマスに移動する」だったが、条件を満たしていたときに目標が壁に鎖でつながれていて、気絶状態の仲間に到達できなかった場合、アクションは失敗する。
待機アクションは標準アクション1回、移動アクション1回、即行アクション1回のいずれかで行えるものでなければならない――これにより呪文を発動したり超常能力を使用することはできない。このアクションは待機アクションとして扱われ、クリーチャーが1ラウンドに行えるアクションの回数としては扱われない。起動条件が満たされると、目標は待機アクションを使用しないことを選択することができる。起動条件が満たされると、この呪文はチャージ消費される――目標が待機アクションを使用したかどうか、アクションが成功したかどうかにかかわらず。
同時にクリーチャーが条件付きの効果を受けているかどうかを判断する際、この呪文はコンティンジェンシィ呪文として扱われる。