Flaming Sphere/炎の球体
系統 力術[火炎]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー2、ドルイド2
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、物質/信仰(獣脂、硫黄、鉄粉)
距離 中距離(100フィート+10フィート/レベル)
効果 直径5フィートの球形
持続時間 1ラウンド/レベル
セーヴィング・スロー 反応・無効; 呪文抵抗 可
燃え上がる炎の球体が術者の指し示す方向へ転がって行き、当たればその相手を焼き焦がす。この球体は1ラウンドに30フィート移動する。また、この移動の一部として、30フィートまでなら跳び上がって目標にぶつかることができる。クリーチャーの接敵面に球体が入り込んだ場合、そのラウンドの間は移動を止め、そのクリーチャーに3d6ポイントの[火炎]ダメージを与える(対象は反応セーヴに成功することでこのダメージを無効化できる)。フレイミング・スフィアーは家具や低い壁など、高さ4フィート未満の障害物を乗り越えることができる。この球体は触れた可燃物を発火させ、松明と同じ範囲を照らす。
術者が積極的に指示する限り、球体は移動する(術者にとっては移動アクションとなる)。そうしない場合、動かずその場に留まって燃え続ける。その大きさの普通の火を消せる手段ならどんなものでも、この球体の火も消すことができる。球体の表面はスポンジのように押せばへこむ程度の柔らかさなので、炎によるダメージ以外のダメージを与えることはない。同意しないクリーチャーをむりやり押しのけたり、大きな障害物を倒したりすることはできない。フレイミング・スフィアーは呪文の距離外へ出ると消滅してしまう。