(Dark Whispers/影の囁き)
出典 Ultimate Intrigue 209ページ
系統:幻術(操影)[言語依存、影]; レベル:アーケイニスト2、アンティパラディン1、ウィザード2、ウィッチ2、ウォープリースト2、オラクル2、クレリック2、サモナー2、サモナー(アンチェインド)2、スカルド2、ソーサラー2、バード2
発動時間:標準アクション
構成要素:音声、動作、焦点/信仰(黒い布の端切れ)
距離:長距離(400フィート+40フィート/レベル)
目標:クリーチャー1体/レベル
持続時間:10分/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー:不可; 呪文抵抗:可
術者は有効距離内にいる複数の目標と影を通して意思疎通を行う。影は物理的には存在していないが、移動せず自律行動も行わない。その代わりに、術者の言葉は影からはっきりとした囁き声として聞こえてくるが、その声はアクセントのような誰が話しているかわかる要素を含まない。目標は影と会話することができるが、そうするには目標は大きな声でやり取りする必要がある。目標の声は目標が影と会話する場合にのみ術者の影から聞こえてくるが、目標が今いる場所の他の音は一切聞こえない。その応答もはっきりとした囁き声として聞こえてくるが、識別できる要素はない。しかし、術者は影を通して会話をしている人物が誰かを無意識理に理解することができる。呪文が発動されさえすれば、術者は意思疎通のやりとりを行うために目標やその影との間に効果線がある必要はない。
影による意思疎通は音声によるものだ。そのため、難易度25の〈知覚〉判定に成功すれば聞き取ることができる。この呪文はサイレンスの影響を受ける。術者は影を通して効果線を確立して呪文を発動したり何らかの対象をとしたりすることはできないが、術者が言語を話したり理解したりする効果の呪文については、ダーク・ウィスパーズを通しても通常通り機能する。