経験点400
真なる中立/小型サイズの魔獣(水棲)
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+5
アーマー・クラス 13、接触11、立ちすくみ13(+2外皮、+1サイズ)
ヒット・ポイント 19(3d10+3)
頑健 +4、反応 +5、意志 +1
移動速度 5フィート、水泳20フィート
近接 噛みつき=+5(1d4+1、加えて“食らいつき”)、尾の打撃=+0(1d4)または 吸盤=+5接触(“食らいつき”)、尾の打撃=+0(1d4)
特殊攻撃 速度強奪、食らいつき
【筋】12、【敏】11、【耐】13、【知】2、【判】10、【魅】13
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +3(+11食らいつかれている状態での組みつき); 戦技防御値 13(食らいつかれた状態での対組みつき17)
特技 《イニシアチブ強化》、《神速の反応》
技能 〈隠密〉+8、〈水泳〉+9、〈知覚〉+5
出現環境 暑熱または温暖/水
編成 単体、2体、または群れ(3~8)
宝物 なし
食らいつき(変則)/Attach 噛みつきあるいは吸盤攻撃を当てたエケネイスはその目標に対して自動的に組みつき始める。クリーチャーあるいは搭乗物に食らいつく間、エケネイスは組みつきのための戦技判定に+8のボーナスを得、組みつきに対する戦技防御値に+4のボーナスを得るが、アーマー・クラスに対する【敏捷力】ボーナスと回避ボーナスを失う。組みつき状態を維持することに成功したエケネイスは食らいついているものを除く目標に対して自由に尾の打撃を行うことができる。
速度強奪(超常)/Sap Speed エケネイスがクリーチャーあるいは搭乗物に食らいつきそのターンを終了するとき、宿主から時間の断片を盗み、食らいついている時とその後その時間に等しいだけヘイストの利益を得る(最大3時間)。エケネイスが食らいついているクリーチャーは、各ラウンド【敏捷力】に累積する-1のペナルティを受け(複数のエケネイスからは累積する)、難易度12の意志セーヴに成功するかエケネイスの次のターン終了時までスロー呪文の影響を受けなければならない。もはやそのクリーチャーに食らいついていないならば、【敏捷力】へのペナルティはエケネイスのターン終了時に終了する。エケネイスが食らいついている搭乗物は、その速度をエケネイスの次のターン終了時まで半減する。2体目のエケネイスによって減速するクリーチャーあるいは搭乗物は1/4の速度になる。3体以上のエケネイスによって減速するクリーチャーあるいは搭乗物は移動速度が0フィートまで減少する。セーヴ難易度は【魅力】に基づいている。
エケネイスはボートや大きな泳ぐクリーチャーから速度を盗むがために、世界の多くの地域で水夫に知られている魔法的な魚である。水域の広範囲に及び、大きなボート、サメ、クジラ、あるいは他の自分を見落とすかもしれない宿主から速度を食べ奪うために数時間ごとに停止する。温暖な水域に住むにもかかわらず、エケネイスは時には貿易船にどこにでもついていく。エケネイスは濁った浅瀬を好むため、船が減速し始める前に水夫はめったに気が付かない。クリーチャーの背中にある鋭く丈夫な背骨は彼らが食らいついている船の船体をこするので、水夫はこれらの害虫によって引き起こされる短期間の不便さと長期間の損害を嘆く。船底に数百ものこすれた跡のある古いボートは呪われているという評判を集め、キャプテンはクルーを集めるときに深刻な汚名と直面する。一部の船が他よりもエケネイスを引き連れているのは事実であるが、船のサイズを除けば何がクリーチャーをひきつけているのかについての示唆はない。
彼らと似ているコバンザメのように、エケネイスはゴミあさりである。しかしながら、彼らは攻撃的であり、しばしばクリーチャーや船にはたき落とされた時報復する。戦闘では、エケネイスは敵を減速させるために食らいつく一方で、彼らを片付けようとしているものに対して尾を振り回す。食らいついているときに重傷を負うと、エケネイスは犠牲者を解放し、素早く逃げるために盗んだ速度を使用する。
エケネイスは平均的に体長3フィート(約90cm)を超え、少なくとも体重12ポンド(約5.4kg)。