野蛮そうな男の肩と背中で、緑色の汚らしい菌糸の厚い絨毯が周期的に捩れている。
経験点800
中立にして悪/小型サイズの植物
イニシアチブ +7; 感覚 夜目; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 15、接触15、立ちすくみ11(+1回避、+1サイズ、+3【敏】)
ヒット・ポイント 30(4d8+12); 高速治癒2
頑健 +7、反応 +4、意志 +2
防御能力 待避; 完全耐性 [氷雪]、植物の種別特性; 抵抗 [強酸]10; 呪文抵抗 14
移動速度 5フィート、登攀5フィート
遠隔 胞子嚢=+7接触(“胞子”)
特殊攻撃 食い荒らし、胞子
擬似呪文能力 (術者レベル8; 精神集中+9)
1回/日:ドミネイト・パースン(難易度16)
【筋】2、【敏】17、【耐】17、【知】14、【判】12、【魅】13
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス -2; 戦技防御値 12(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》、《回避》
技能 〈隠密〉+14、〈脱出術〉+7、〈知覚〉+8、〈登攀〉+8
言語 アクロ語、共通語、森語(いずれの言語も話せない); 黴菌精神結合
出現環境 気候問わず
編成 単体または大量発生(2~10)
宝物 乏しい
待避(変則)/Avoidance マインドスレイヴァー・モールドが生きているあるいはアンデッドのクリーチャーを食い荒らしている時に攻撃が命中された場合、割り込みアクションで反応セーヴを試みて良い。黴が成功した場合、その攻撃は黴を害さず代わりに食い荒らされているクリーチャーを害する――この黴は有効的に迫り来る攻撃を逸らし、一撃が制御しているクリーチャーを打つようにする。マインドスレイヴァー・モールドは攻撃ロールが解決された後、ダメージがロールされる前に待避の試みを選択しなければならない。(訳注:難易度不明。公式シナリオPhantom Phenomenaでは難易度15と記載されていた)
食い荒らし(超常)/Infestation マインドスレイヴァー・モールドは標準アクションとして同意する、あるいは無防備の宿主へとよじ登ってへばりつける。宿主を食い荒らしている間、黴は宿主の接敵面と同じ5フィートマスを共有する; これは宿主にも黴にも負の影響を与えない。マインドスレイヴァー・モールドが宿主を食い荒らしている間、宿主はマインドスレイヴァー・モールドのドミネイト・パースン擬似呪文能力に対する意志セーヴに-4のペナルティを受け、へばりついている限り宿主への擬似呪文能力の持続時間は永続になる。毎日、ひっついたマインドスレイヴァー・モールドは血と他の体液を食すため、宿主に1d4ポイントのダメージを与える。マインドスレイヴァー・モールドは標準アクションとして難易度15の【筋力】判定に成功することで宿主から自由に剥がれられる――これによって黴の巻きひげが解放されるため宿主に2d6ポイントのダメージが与えられる。死んだマインドスレイヴァー・モールドはこの方法でダメージを与えない。
黴菌精神結合(超常)/Mold Mindlink マインドスレイヴァー・モールドはテレパシーで10マイル以内の他のマインドスレイヴァー・モールドと意思疎通でき、その範囲内のマインドスレイヴァー・モールド全ての状態をステイタス呪文の効果を他の黴全てと結んでいるかのように知れる。
胞子嚢(変則)/Spore Pod マインドスレイヴァー・モールドの唯一の物理的攻撃はスリング・ブリットと同じ大きさの胞子嚢を飛ばすことだ。これは射程単位20フィートの遠隔接触攻撃である。
胞子(超常)/Spores マインドスレイヴァー・モールドが胞子嚢をクリーチャーに命中させた時、あるいはクリーチャーがマインドスレイヴァー・モールドに接触した時(接触攻撃、素手打撃あるいは肉体攻撃を含む)、そのクリーチャーは難易度15の頑健セーヴに成功しない限り黴の胞子が即座に犠牲者の精神力と自我を吸い取るため1d4ポイントの【判断力】ダメージを受ける。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
マインドスレイヴァー・モールドはフェイの原初の世界からの侵攻者であり、人里離れた森、島、山渓では極めて一般的で、しばしばそこで孤立した原始の部族によって奇妙な神として信仰されることがある。この黴は単一の意識によって協調行動をするが、個々の群生は独自の目的を持ち続ける。黴は人型生物の宿主を求め、寄生して護衛及び庇護者として仕えるよう強要する。