背の高い、青い肌の人型が風にはためく緩いローブに身を包んでいる。その異質な顔には多すぎる目があり、その手には指が少なすぎる。
経験点1,600
秩序にして中立/大型サイズの来訪者(他次元界)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+12
アーマー・クラス 16、接触12、立ちすくみ13(+1回避、+4外皮、-1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 51(6d10+18)
頑健 +8、反応 +4、意志 +8
呪文抵抗 20
移動速度 30フィート
近接 高品質の大型用ファルシオン=+8/+3(2d6+3/18~20)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
擬似呪文能力 (術者レベル9; 精神集中+11)
3回/日:インヴィジビリティ(自身のみ)、ディメンジョン・ドア
1回/日:プレイン・シフト(難易度17)
【筋】15、【敏】14、【耐】16、【知】20、【判】17、【魅】15
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +9; 戦技防御値 22
特技 《回避》、《攻防一体》、《戦闘発動》
技能 〈威圧〉+8、〈鑑定〉+14、〈交渉〉+8、〈呪文学〉+14、〈職能:商人〉+9、〈真意看破〉+12、〈知覚〉+12、〈知識:次元界〉+14、〈知識:神秘学〉+14、〈手先の早業〉+11、〈はったり〉+11
言語 共通語、地獄語、天上語、奈落語、竜語; テレパシー100フィート
その他の特殊能力 秘密の宝箱
出現環境 気候問わず/地上または地下
編成 単体または小集団(1~4およびさまざまな種族の護衛隊3~12)
宝物 ×2(高品質の大型用ファルシオン、その他の宝物)
秘密の宝箱(擬呪)/Secret Chest マーケインは シークレット・チェスト呪文(術者レベル5)と同様に、異次元的な保存容器を隠したり回収したりすることができる。マーケインはこの能力を使用するために高価な複製の宝箱を必要としない。いかなる箱でも行うことができる。この能力は一度に1つの宝箱にのみ使用することができる。
あらゆる魔法の品を扱う神秘的な商人マーケインは彼らのサイズのクリーチャーとしては比較的弱く非戦闘的である。戦うよりも取引や論争を好むが、魔法の品を探し交易するために次元界をさ迷っているため、通常は雇った護衛たちに取り巻かれて旅をしている。マーケインは自らの身を守る能力があり、しばしば高品質の大型ファルシオンを持ち運んでいる。しかしマーケインは暴力的な敵には護衛たちに対処させることを好むため、この武器は主として示威のためである。状況が悪化した場合、マーケインは必要とあらば雇い人たちを見捨て、魔法能力を用いて逃走する。
マーケインは魔法のアイテムの交易商人として全次元界に知られている。それぞれ商品で一杯になったシークレット・チェストを隠していて、交渉と取引成立の時間が来ると(あるいは一時的な障害を買収するために)すぐに引き出すことができる。そのため、マーケインから奪うことは簡単ではなく、他に選択肢がない場合にのみシークレット・チェストの中身を差し出す。マーケインはどんなに素晴らしく、あるいは稀なものであっても通常の品には興味がない。魔法の物品だけが彼らの興味を惹き、その所持金に値する。彼らは抜け目ない、しかし公平な取引を行うことで知られ、興味のある特定の品を回収するために時として公正な代価で冒険者を雇う。特に勇敢なわけではないが、契約を神聖不可侵とし、合意を守る。
マーケインの起源と、彼らが魔法のアイテムを捜し求め買い取る理由に関する噂や伝説は数多い。故郷の次元界は知られておらず、誰もが彼らを思い出すことができるほど長く世界と世界の間を放浪している。物語によるとマーケインは手に入れた魔法のアイテムを食べている、あるいは繁殖のために必要としているのだと言う。また次元界の彼方での戦争についての話もあり、マーケインは物語の語り手によって異なるが、武器商人、侵略者、または防衛者の役割を果たしているのだと言う。
マーケインは身の丈10フィート、体重500ポンド。