インヴェスティゲーター

インヴェスティゲーター Investigator

逃亡者の痕跡、長きに渡り失われた財宝、犯罪首謀者を追って、インヴェスティゲーターは世界に対する強烈好奇心に突き動かされ、武器としてその知識を用いる。度と学術的な知識を思い切って錬金術に注ぎ込んだインヴェスティゲーターは、驚きに満ちあふれた存在だ。周りの世界を観察することで、インヴェスティゲーターは自分のいる状況について有益な知識を得、洞察と推論を用いて情報を処理し、思いもよらないやり方で急所を突く。インヴェスティゲーターはいつも遭遇した状況を評価し、敵となりうる存在を値踏みし、隠された危険を探す。その間、彼らは自分の広範な知識をつけるを用いて、何より複雑な問題の答えを見つけるのだ。

役割:インヴェスティゲーターは謎を解決し、窮地を抜け出す独創的な方法を探すために生きている。彼らは助言者として振る舞い共に冒険するパーティを支援する。しかし知識と抜けのなさが求められる状況では中心的な存在となることができる。戦闘で怠け者になることもない。彼らは予想のできない攻撃を行う方法を知っており、攻撃を振るう際に洞察を用いる。

属性どれでも。

ヒット・ダイス種類d8。

継承クラスアルケミストおよびローグ

開始の所持3d6×10GP(平均105GP)。

インヴェスティゲーター

レベル

基本攻撃
ボーナス

頑健
セーヴ

反応
セーヴ

意志
セーヴ

特殊

1日のエキス数

1

2

3

4

5

6

1

+0

+0

+2

+2

錬金術閃き罠探し

1

2

+1

+0

+3

+3

毒の知識毒に対する抵抗+2

2

3

+2

+1

+3

+3

インヴェスティゲーターの技目端罠感知+1

3

4

+3

+1

+4

+4

調査戦闘調査打撃+1d6、即行錬金術

3

1

5

+3

+1

+4

+4

インヴェスティゲーターの技毒に対する抵抗+4

4

2

6

+4

+2

+5

+5

調査打撃+2d6、罠感知+2

4

3

7

+5

+2

+5

+5

インヴェスティゲーターの技

4

3

1

8

+6/+1

+2

+6

+6

毒に対する抵抗+6、調査打撃+3d6

4

4

2

9

+6/+1

+3

+6

+6

インヴェスティゲーターの技罠感知+3

5

4

3

10

+7/+2

+3

+7

+7

調査打撃+4d6

5

4

3

1

11

+8/+3

+3

+7

+7

インヴェスティゲーターの技への完全耐性

5

4

4

2

12

+9/+4

+4

+8

+8

調査打撃+5d6、罠感知+4

5

5

4

3

13

+9/+4

+4

+8

+8

インヴェスティゲーターの技

5

5

4

3

1

14

+10/+5

+4

+9

+9

調査打撃+6d6

5

5

4

4

2

15

+11/+6/+1

+5

+9

+9

インヴェスティゲーターの技罠感知+5

5

5

5

4

3

16

+12/+7/+2

+5

+10

+10

調査打撃+7d6

5

5

5

4

3

1

17

+12/+7/+2

+5

+10

+10

インヴェスティゲーターの技

5

5

5

4

4

2

18

+13/+8/+3

+6

+11

+11

調査打撃+8d6、罠感知+6

5

5

5

5

4

3

19

+14/+9/+4

+6

+11

+11

インヴェスティゲーターの技

5

5

5

5

5

4

20

+15/+10/+5

+6

+12

+12

調査打撃+9d6、真なる閃き

5

5

5

5

5

5

クラス技能 Class Skills

インヴェスティゲータークラス技能は次の通り:〈威圧〉【魅】〈隠密〉【敏】〈軽業〉【敏】〈鑑定〉【知】〈芸能〉【魅】〈言語学〉【知】〈交渉〉【魅】〈呪文学〉【知】〈職能〉【判】〈真意看破〉【判】〈製作〉【知】〈装置無力化〉【敏】〈脱出術〉【敏】〈知覚〉【判】〈知識:全て〉【知】〈治療〉【判】〈手先の早業〉【敏】〈登攀〉【筋】〈はったり〉【魅】〈変装〉【魅】〈魔法装置使用〉【魅】

レベル毎の技能ランク6+【知】修正値。

クラスの特徴

インヴェスティゲータークラスの特徴は以下の通り。

武器と防具の習熟インヴェスティゲーター単純武器と、サップショート・ソードショートボウソード・ケインハンド・クロスボウレイピア習熟している。彼らは軽装鎧にも習熟しているが、には習熟していない。

錬金術(超常)/Alchemy:インヴェスティゲーターは、一般的な錬金術の薬や魔法ポーションに似たエキスの作成に関する高度な訓練を受けている。

〈製作:錬金術〉を用いて錬金術アイテム作成する際、インヴェスティゲーター技能判定クラス・レベルに等しいボーナスを得る。加えて、インヴェスティゲーターディテクト・マジックを使用したかのように、〈製作:錬金術〉を用いてポーションを識別することができる。この判定を試みるには、インヴェスティゲーターは1ラウンドの間ポーションにしていなければならない。

アルケミストのように、インヴェスティゲーターは材料と自分の魔の欠片をわずかに混ぜ込むことで呪文をエキスの形で準備し、このエキスを飲むことで呪文を発動することができる。エキスには強効果があるが、制作者に依存している。エキスはポーションの形を取った呪文のように機能する。これらがもたらす効果ディスペル・マジックや同効果で解呪される。この際、術者レベルにはインヴェスティゲーター・レベルを用いる。

インヴェスティゲーターは1日に、レベル毎に決まった数のエキスを作成できる。1日に作成できるエキスの基準となる数は上述の表に記載されている。加えて、インヴェスティゲーターウィザードが1日のボーナス呪文数を受け取るのと同様に、高い【知力】能力値に従ってボーナス・エキス数を得る。

インヴェスティゲーターがエキスを生成する際、化学薬品と試薬を、自分の魔法オーラから抜き取った魔とともにエキスに注ぎこむ。インヴェスティゲーターから離れるとエキスは即座に不活性化し、に戻るとすぐに再度活性化する――インヴェスティゲーター通常、エキスを仲間に使用することはできない。一度作られたエキスは、魔が失われる1日の間そのを保ち続ける。そのため、インヴェスティゲーターは毎日エキスを準備しなければならない。エキスを作成するには1分の作業が必要となる。

エキスの作成には原材料が必要となるが、その費用は些細なものだ――ほとんどの呪文で必要となる価値の無い物質要素と同様に扱う。通常ならば費用を支払う必要のある物質要素を持つ呪文の場合、そのエキスを消費する際にその物質要素は失われる。焦点具要素を持つ呪文のエキスを作ることはできない(信仰呪文を複製したエキスが、信仰焦点具要素を持つことはない)。

自分が修得しているエキスを決定する際、インヴェスティゲーターアルケミストの処方リストを用いる。インヴェスティゲーターは自分が修得しているエキスを全て準備することができる。エキスを修得し使用するには、インヴェスティゲーター【知力】能力値が10+エキスのレベル以上でなければならない。インヴェスティゲーターのエキスにおけるセーヴィング・スロー難易度は10+エキスのレベルインヴェスティゲーター【知力】修正値に等しい。

インヴェスティゲーターは処方を好きな数だけ修得することができる。インヴェスティゲーター処方書と呼ばれる特別な本に処方をおさめている。インヴェスティゲーターはエキスを準備する際、この本を参照できなければならない。1レベル点で、インヴェスティゲーターは2つに加えて【知力】修正値に等しい数の1レベル処方を修得した状態でゲームを開始する。新しいインヴェスティゲーター・レベルを得るたびに、インヴェスティゲーターは自分が作成できるレベルの内、任意の処方を1つ得る。ウィザード呪文呪文書に追加するのと同じ方法で、インヴェスティゲーターは処方を彼の本に追加できる。これには同様の費用とページ数、作業時間が必要となる。処方書の費用は呪文書と同様である。インヴェスティゲーター自身作成できるレベルの中から新しい処方を1つ得る。インヴェスティゲーターウィザードの呪文書から、そこに書かれている呪文に相当する好きな処方を学ぶことができる。しかし、ウィザード処方書からは学べない。インヴェスティゲーターインヴェスティゲーター及びアルケミスト処方書から処方を修得することができる(逆に、アルケミストインヴェスティゲーター処方書から処方を修得することができる)。インヴェスティゲーターは処方を書き写す際に、秘術的な文章を解読する必要はない。

閃き(変則)/Inspiration:インヴェスティゲーターは単に博識が立つだけではない――他の人を圧倒する鋭い観察眼と推理を備えている。インヴェスティゲーターはこの調査の一助とすることが多いが、他の状況でもこの閃きを用いることができる。

インヴェスティゲーターはその素晴らしい閃きを用いて、技能判定と能判定を高める能を持つ。インヴェスティゲーターインヴェスティゲーター・レベルの1/2+【知力】修正値(最低1)に等しい閃きプールを持つ。インヴェスティゲーター閃きプールは毎日、通常夜に有益な睡眠を得た後に回復する。フリー・アクションとして、インヴェスティゲーターはプールから閃きを1回分消費することで、その判定に1d6を加えることができる。この判定において、インヴェスティゲーターは出10や出20を選択していてもよい。この選択は判定がロールされた後に行ってもよいが、結果が明らかになる前に使用しなければならない。インヴェスティゲーター判定及びロール毎に、1回だけ閃きを使用することができる。インヴェスティゲーターは自分が修得しているなら、〈言語学〉判定〈呪文学〉判定、全ての〈知識〉判定において、閃きプールを消費することなく、閃きを使用することができる。

閃き攻撃ロールセーヴィング・スローにも使用することができるが、この場合、インヴェスティゲーター閃きプールから2回分を消費しなければならない。セーヴィング・スローにおいては、閃きの使用はフリー・アクションではなく、割り込みアクションとなる。

罠探し/Trapfinding:インヴェスティゲーターの在処を見つけるための〈知覚〉技能判定と、〈装置無力化〉判定レベルの半分(最低1)を加える。インヴェスティゲーター〈装置無力化〉を用いて魔法の罠解除することができる。

毒の知識(変則)/Poison Lore:インヴェスティゲーターに関する深い知識を持ち、その性質を理解している。2レベル点で、インヴェスティゲーター武器に塗布する際、誤って自分をで侵すことがなくなる。インヴェスティゲーターを1分間研究すれば、そのを識別しようと試みることができる。その自然の場合には〈知識:自然〉魔法の場合には〈知識:神秘学〉を用いる(難易度セーヴィング・スロー難易度)。最後にを識別すれば、インヴェスティゲーターは1分かけて〈製作:錬金術〉判定を行い、そのを1服分解することができる(難易度セーヴィング・スロー難易度)。成功すればそのは無害なものとなる。インヴェスティゲーターは研究や解の試みにおいても、誤って自分をで侵すことはない。

毒に対する抵抗(変則)/Poison Resistance:2レベル点で、インヴェスティゲーターに対する全てのセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。このボーナス5レベル点で+4に、8レベル点で+6に増加する。11レベルの点で、インヴェスティゲーターに対して完全耐性を得る。

インヴェスティゲーターの技変則または超常)/Investigator Talent:3レベル点と以後2レベルごとに、インヴェスティゲーターインヴェスティゲーターの技を1つ修得する。特記無い限り、それぞれのインヴェスティゲーターの技は1回だけ修得することができる。

アスタリスク*)が付記されたインヴェスティゲーターの技は、インヴェスティゲーター調査戦闘あるいは調査打撃に追加効果を与える。このは、個々の攻撃に1つのみ適用することができるが、ダメージが与えられるときにどれを使用するかを決定することができる。

アルケミストの発見(変則)/Alchemist Discovery:インヴェスティゲーターは以下のアルケミストの発見から1つを選び、インヴェスティゲーターの技として選択することができる。エキスの融合希釈生命霊薬注入毒集中毒変換変異薬アルケミストの発見を選択する際、インヴェスティゲーター発見に見合うレベルを有していなければならない。条件を満たしているかを判断する際、インヴェスティゲーター・レベルアルケミストレベルとして扱う。このは複数回修得でき、そのたびに新しいアルケミストの発見を選択すること。

卓越した閃き(変則)/Amazing Inspiration:閃きを使用する際、インヴェスティゲーターはd6ではなくd8をロールする。20レベル点で、インヴェスティゲーターは2d8をロールし、両方の出を結果に加える。少なくとも7レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを修得することはできない。

盲目化打撃*(変則)/Blinding Strike:インヴェスティゲーター調査打撃ダメージを与えたなら、目標頑健セーヴィング・スローを行い、失敗すると永続的な盲目状態となる。セーヴィング・スローに成功すれば、1d4ラウンドの間目が眩んだ状態となる。頑健セーヴ難易度は10+インヴェスティゲーター・レベルの半分+【知力】修正値に等しい。この視覚に頼らないクリーチャーや、2つ以上のを持つクリーチャーには効果を及ぼさない(GMが認めるなら、複数回クリティカル・ヒットをすれば盲目状態となるとしてもよい)。盲目状態ヒールリジェネレーションリムーヴ・ブラインドネス/デフネスや同効果によって治療することができる。少なくとも17レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

戦場の閃き(変則)/Combat Inspiration:インヴェスティゲーター攻撃ロールセーヴィング・スロー閃きを使用する際、2回分ではなく1回分だけ閃き使用回数を消費する。少なくとも9レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを修得することができない。

混乱化打撃*(変則)/Confusing Strike:インヴェスティゲーター調査打撃ダメージを与えたなら、目標頑健セーヴィング・スローを行い、失敗すると1d4+1ラウンドの間混乱状態となる。セーヴィング・スローに成功すれば、ラウンド数が1ラウンドに減少する。頑健セーヴ難易度は10+インヴェスティゲーター・レベルの半分+【知力】修正値に等しい。アンデッド植物人造精神のないクリーチャー粘体非実体クリーチャークリティカル・ヒット完全耐性を持つクリーチャーは、この能効果を受けない。少なくとも19レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

聴覚喪失化打撃*(変則)/Deafening Strike:インヴェスティゲーター調査打撃ダメージを与えたなら、目標頑健セーヴィング・スローを行い、失敗すると永続的な聴覚喪失状態となる。セーヴィング・スローに成功すれば、持続時間は1ラウンドとなる。頑健セーヴ難易度は10+インヴェスティゲーター・レベルの半分+【知力】修正値に等しい。このは聴覚を持たないクリーチャーには効果を表さない。聴覚喪失状態ヒールリジェネレーションリムーヴ・ブラインドネス/デフネスや同効果によって治療することができる。少なくとも15レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

魔法装置の技(変則)/Device Talent:インヴェスティゲーターは未修得であっても〈魔法装置使用〉技能を使用することができる。インヴェスティゲーター〈魔法装置使用〉に1ランクでも割り振っていれば、インヴェスティゲーター閃き使用回数を消費することなく、この技能閃きを使用することができる。

片手間の援護(変則)/Effortless Aid:インヴェスティゲーター標準アクションではなく、移動アクションとして援護アクションを行える。インヴェスティゲーター閃き使用回数を1回分消費することで、即行アクションとして援護アクションを使用することができる。

写真記憶(超常)/Eidetic Recollection:インヴェスティゲーターは危機の迫った状態集中できない状況でも、任意の〈知識〉判定で出10を選択することができる。インヴェスティゲーター閃きを1回分消費することで、危機の迫った状態集中できない状況でも、任意の〈知識〉判定で出20を選択することができる。少なくとも11レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

覚り変則超常)/Empathy:〈真意看破〉判定を行う際、インヴェスティゲーターはd20を2回ロールし、より高いを選択する。インヴェスティゲーター〈真意看破〉判定閃きを使用する場合、閃きダイスを2回ロールしてより高い出を選択する。1日1回、インヴェスティゲーターは30フィート以内にいて姿を見、声を聞くことができるクリーチャー1体を目標として閃きを1回分消費することができる。そうすると、目標意志セーヴィング・スローに成功しない限り、インヴェスティゲーター目標の指標の表層を見抜くことができる。これはちょうど、ディテクト・ソウツ呪文を使用して3ラウンド集中したかのように扱う。意志セーヴ難易度は10+インヴェスティゲーター・レベルの半分+【知力】修正値に等しい。目標セーヴに失敗すると、インヴェスティゲーター目標となったクリーチャーの思考の表層を、インヴェスティゲーター・レベルの半分に等しいラウンドの間、識別し続けることができる。少なくとも5レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

閃き拡張(変則)/Expanded Inspiration:インヴェスティゲーター閃き〈交渉〉〈職能〉〈真意看破〉〈知覚〉〈治療〉判定を試みるときに使用する場合、これらの技能に1ランクでも割り振っていれば、閃き使用回数を消費しない。

上級戦場の閃き(変則)/Greater Combat Inspiration:武器種別ソード・ケインショート・ソードなど)を1つ選択すること。インヴェスティゲーター閃きプールに1閃きポイントを有している限り、インヴェスティゲーターは選択した武器を使用した攻撃閃きを使用しても、閃き使用回数を消費することはない。戦場の閃きインヴェスティゲーターの技を修得した上で少なくとも19レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

意図隠蔽(変則)/Hidden Agendas:インヴェスティゲーターは自分の考えや企てを、飛ぶや煩わしい魔法から隠す方法を学ぶ。〈はったり〉判定で密かなメッセージを送ったり、〈言語学〉判定で偽造書類を作成しようとしているときに閃きを使用する際、インヴェスティゲーター閃きダイスを2回ロールし、より高い出を選択することができる。加えて、占術呪文戦術効果抵抗するためのセーヴィング・スローを試みる際、インヴェスティゲーター使用回数を消費することなく閃きを使用することができる。少なくとも11レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

冴え渡る助言(変則)/Inspirational Expertise:モンスター特殊能力脆弱性を識別するための〈知識〉判定に成功した際、インヴェスティゲーター即行アクションとして閃きを1回分消費することで、30フィート以内にいて自分の声を聞くことのできる仲間全てに、1ラウンドの間そのモンスター及びその種別に属するモンスターに対する攻撃ロールに+4の洞察ボーナスを与えることができる。少なくとも7レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

閃きによる即応(変則)/Inspired Alertness:インヴェスティゲーター立ちすくみ状態になったインヴェスティゲーター閃きを1回分消費することで、この状態を無視することができる。この能を使用するにはインヴェスティゲーターに意識がなければならず、立ちすくみ状態になったにこの能を使用するかどうかを決定しなければならない。この能アクションを必要としない。

知性の閃き(変則)/Inspired Intelligence:インヴェスティゲーター〈言語学〉〈呪文学〉、全ての〈知識〉判定閃きを使用して閃きダイスを結果に加える際、えこれらの技能に1ランクも割り振っていなくても、閃き使用回数を消費する必要はない。

士気をくじく閃き(変則)/Inspired Intimidator:士気をくじくために行った〈威圧〉判定に成功した際、インヴェスティゲーター閃きを1回分消費することで、士気をくじく効果持続時間を決定する際に用いる〈威圧〉判定の結果に5を加えることができる。インヴェスティゲーター士気をくじく効果持続時間をさらに増やすために、同様にして閃きを複数回分消費してもよい。このを使用するには、インヴェスティゲーター〈威圧〉に1ランク以上割り振っていなければならない。暗黒街の閃きインヴェスティゲーターの技は、このに対して効果を及ぼさない。

魔法のアイテムの知識(変則)/Item Lore:インヴェスティゲーターディテクト・マジックや同呪文を使用することなく、〈呪文学〉判定のみで魔法のアイテムの能や合言葉を識別することができる。少なくとも7レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

痕跡分析(変則)/Perceptive Tracking:インヴェスティゲーターは足跡を見つけるためと追跡するために、〈生存〉ではなく〈知覚〉を使用することができる。難易度〈生存〉技能Core Rulebook107ページ)に記載されている値を用いる。〈知覚〉に少なくとも1ランク割り振っていなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

即行調査(変則)/Quick Study:インヴェスティゲーター移動アクションではなく即行アクションとして調査戦闘を使用することができる。

位置ずらし打撃*(変則)/Repositioning Strike*調査打撃ダメージを与えた際、インヴェスティゲーター調査打撃ダメージを与えた目標に対して、フリー・アクションとして位置ずらし戦技を仕掛けることができる。この戦技機会攻撃を誘発しない。少なくとも13レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

ローグの技(変則)/Rogue Talent:インヴェスティゲーターインヴェスティゲーターの技の代わりに、以下のローグの技を修得することができる:言いくるめ息こらえ火器訓練下級魔法使用上り、回復力気概器用な掌攻撃リーダー高速隠密高速後退木の葉隠れ上級魔法使用迅速解除迅速なる変装迅速なる罠師慎重な観察者素早き開錠素早き指戦場のかっぱらい巧みな引き金騙され難さ力強い泳法地形体得跳躍の達人鉄の胃迫真の嘘長持ちする毒縄使い這い進み跳ね起き人たらし比類なき身のこなし敏捷なる登攀者蜜のような言葉屋根歩き闇市場の人脈要領の良い多言語者罠見抜きローグレベルに基づく全ての効果には、インヴェスティゲータークラス・レベルを用いる。前提条件のあるローグの技上級魔法使用下級魔法使用を必要とする、など)を修得する場合、インヴェスティゲーターはそのローグの技を修得する前に前提条件を満たしていなければならない。このは複数回選択することができる。そのたびに、インヴェスティゲーター新しいローグの技を得る。

活力削り*(変則)Sapping Offensiveインヴェスティゲーター調査打撃目標ダメージを与えたなら、そのクリーチャーは1ラウンドの間機会攻撃を行えなくなる。少なくとも5レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

不調化打撃*(変則)/Sickening Offensive*インヴェスティゲーター調査打撃目標ダメージを与えたなら、そのクリーチャーは1ラウンドの間不調状態になる。少なくとも7レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを選択することはできない。

盗み取り打撃*(変則)/Stealing Strike*インヴェスティゲーター調査打撃ダメージを与えたなら、インヴェスティゲーター調査打撃ダメージを与えたクリーチャーに対して、フリー・アクションとして盗み取り戦技を仕掛けることができる。この盗み取り機会攻撃を誘発しない。少なくとも13レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを修得できない。

調査防御(変則)/Studied Defense:このを持つインヴェスティゲーター調査戦闘を使用する際、インヴェスティゲーターはこの能から得られる洞察ボーナスを、調査戦闘目標が行う攻撃に対するアーマー・クラスに適用することを選択してもよい。そうする場合、本来得られる、調査戦闘目標に対して行う攻撃ロールには洞察ボーナスが得られない(ダメージ・ロールに対する洞察ボーナスは依然として適用される)。インヴェスティゲーター調査戦闘を使用するときにどちらのボーナスを得るかを選択しなければならず、再び調査戦闘を使用するまで変更することはできない。少なくとも9レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを修得できない。

冴えた閃き(変則)Tenacious Inspiration:閃きダイスをロールする際、インヴェスティゲーターは追加でもう1回閃きダイスをロールし、より高いを選択することができる。少なくとも13レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを修得することはできない。

転倒打撃*(変則)/Toppling Strike:調査打撃ダメージを与えたとき、インヴェスティゲーター調査打撃ダメージを与えたクリーチャーに対して、フリー・アクションとして足払い戦技を仕掛けることができる。この足払い機会攻撃を誘発しない。少なくとも9レベルなければ、インヴェスティゲーターはこのを修得することができない。

型破りの閃き(変則)/Unconventional Inspiration:このを持つインヴェスティゲーターは任意の技能を1つ選択する。インヴェスティゲーター閃き使用回数を消費することなく、この技能判定において閃きダイスを加えることができる。

暗黒街の閃き(変則)/Underworld Inspiration:インヴェスティゲーター〈威圧〉〈装置無力化〉〈手先の早業〉〈はったり〉〈変装〉閃きを使用する際、閃き使用回数を消費しない。この効果を得るには、インヴェスティゲーターはその技能に少なくとも1ランクを割り振っていなければならない。

*

アスタリスク(*)が付記されたインヴェスティゲーターの技は、インヴェスティゲーター調査戦闘あるいは調査打撃に追加効果を与える。このは、個々の攻撃に1つのみ適用することができるが、ダメージが与えられるときにどれを使用するかを決定することができる。

目端/Keen Recollection:3レベル点で、インヴェスティゲーターは全ての〈知識〉技能判定を未修得でも行うことができるようになる。

罠感知(変則)/Trap Sense:3レベル点で、インヴェスティゲーターによる危険警戒する直感を得る。これにより、を避けるための反応セーヴィング・スローに+1のボーナスと、による攻撃に対するアーマー・クラスに+1の回避ボーナスを得る。6レベル点と以降3レベルごとに、これらのボーナスは1ずつ増加する(18レベルの点で、最大の+6)。

調査戦闘(変則)/Studied Combat:鋭いと計算高い精神を用いて、インヴェスティゲーターは敵の気質を評価し、量と訓練から生じた隔たりの盲点を突くことができる。4レベル点で、インヴェスティゲーター移動アクションとして、自分が見ることのできる敵1体を調査することができる。そのようにするなら、インヴェスティゲーターはそのクリーチャーに対して、近接攻撃ロールにインヴェスティゲーター・レベルの半分に等しい洞察ボーナスを、ダメージ・ロールに同じ値のボーナスを得る。この効果インヴェスティゲーター【知力】修正値(最低1)に等しいラウンドが経過するか、インヴェスティゲーター調査打撃を使用するか、いずれかが生じるまで持続する。ダメージ・ロールへのボーナスは精密さによるダメージであり、クリティカル・ヒットで増加しない。

インヴェスティゲーター調査戦闘で同目標にできるのは1体だけである。一度インヴェスティゲーター調査戦闘目標としたクリーチャーは、以降24時間の間、同じインヴェスティゲーターからの調査戦闘目標にはならない。ただし、そのインヴェスティゲーター移動アクションでこの能を使用する際に、閃きを1回分消費すればこの制限を外すことができる。

調査打撃(変則)/Studied Strike:4レベル点で、インヴェスティゲーターは、調査戦闘目標近接攻撃を命中させた際、フリー・アクションで、調査打撃を使用し、対象に追加ダメージを与えることが出来る。4レベル点で追加ダメージは1d6であり、以後2レベルごとに1d6ずつ増加する(最大で20レベル点の9d6)。調査打撃ダメージは精密さによるダメージであり、クリティカル・ヒットにおいて増加しない。急所攻撃完全耐性を持つクリーチャーは、調査打撃にも完全耐性を持つ。

攻撃非致傷ダメージを与える武器ウィップサップ素手打撃など)を用いていた場合、インヴェスティゲーター調査打撃による追加ダメージを、致傷ダメージではなく非致傷ダメージとしてもよい。致傷ダメージを与える武器による攻撃で(通常通り-4のペナルティを受けて)非致傷ダメージを与えることにした場合、調査打撃による追加ダメージ非致傷ダメージとなる。

インヴェスティゲーター目標の急所をしっかりと見ることができねばならず、急所にが届かなければならない。視認困難を持つクリーチャーに対して、インヴェスティゲーター調査打撃を行うことができない。

即行錬金術(変則)/Swift Alchemy:4レベル点で、インヴェスティゲーターは驚くほどの速度で錬金術アイテムを作り出すことができるようになる。インヴェスティゲーター錬金術アイテム作成する際、通常の半分の時間しかかからない。また、インヴェスティゲーター標準アクションではなく、移動アクションとして武器を塗布することができる。

真なる閃き(変則)/True Inspiration:20レベル点で、インヴェスティゲーターは全ての技能判定――え1ランクも割り振っていない技能であってもよい――および全ての能力値判定に、閃き使用回数を消費することなく閃きを使用することができる。

加えて、能力値判定攻撃ロールセーヴィング・スロー技能判定閃き使用回数を消費するならば、インヴェスティゲーターは結果に1d6ではなく2d6を加える。この効果響を及ぼすインヴェスティゲーターの技も存在する。卓越した閃きインヴェスティゲーターの技を持つならば、インヴェスティゲーターは代わりに2d8をロールする。覚り冴えた閃き暗黒街の閃き、同を用いれば、インヴェスティゲーター閃きダイスを2回ロールし、より高い結果を用いる。

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