多くのカッパのソーサラーは元素の血統(一般的に水)を持つが、しばしばカッパのソーサラーは防御の強さと水、ヨウカイの技の組み合わせを強調した以下のユニークな決闘を持つ。
クラス技能:カッパの血脈のソーサラーは彼のクラス技能のリストに〈知識:自然〉を加える。
ボーナス呪文:スピーク・ウィズ・アニマルズ(3レベル)、フォッグ・クラウド(5レベル)、スロー(7レベル)、ポイズン(9レベル)、エレメンタル・ボディII(水)(13レベル)、エレメンタル・ボディIV(15レベル)、アイアン・ボディ(17レベル)、シェイプチェンジ(19レベル)。
ボーナス特技:《不屈の闘志》、《回避》、《持久力》、《鋼の意志》、《頑健無比》、《強打》、《呪文高速化》、《技能熟練:知識(自然)》。
血脈の秘法:君が[火炎]ダメージを与える呪文を発動売るとき、君はそのダメージを[氷雪]ダメージに変更するとができる。君が[氷雪]ダメージを与える呪文を発動するとき、そのダイス・ロール毎に1ポイントのダメージを増加させる。
甲羅の子(変則)/Child of the Shell:1レベルで君の外皮ボーナスは+1増加する。9、15、20レベルでさらに+1増加する。20レベルで君はダメージ減少 5/-を得る。5レベルで君の爪攻撃はダメージ減少を克服する目的で魔法の武器としてみなされる。
水の子(変則)/Child of the Water:3レベルで君は抵抗 [氷雪]5を得、君の水泳移動速度は5フィート増加する。5レベルで君は水中で息ができるようになる。9レベルで君の冷気に対する抵抗は10に増加する。11レベルで君の爪攻撃は冷気の武器となり、1d6ポイントの追加の[氷雪]ダメージを与える。15レベルで君の水泳移動速はさらに5フィート増加する。
地の子(変則)/Child of the Earth:9レベルで君は抵抗 [強酸]5を得る。この抵抗は20レベルで10まで増加する。12レベルで君は回数無制限にスピーク・ウィズ・アニマルズを使用できる。
アンティマジックの甲羅(擬呪)/Antimagic Shell:15レベルで君は君のソーサラー・レベル+10に等しい呪文抵抗を得る。
川の竜の子(擬呪)/Child of the River-Dragon:20レベルで君は[氷雪]と睡眠に対する完全耐性を得る。水棲の動物は、魔法によって強制されない限り君を攻撃することはない。最終的に君は水面を回数無制限にウォーター・ウォークとして歩くかもしれない(この力は油、溶岩、その他の水でない液体の上では機能しない)。
出典:In the Company of Kappa copyright 2011, Steve D. Russell and Michael Tumey. All rights reserved; Author:Jonathan McAnulty
出典 Magic Tactics Toolbox 10ページ
似たような複数の秘術の血脈が継承される場合には共通する特質が受け継がれていくものであるが、ある種の血脈がブラッドレイジャーやソーサラーの血統の中に紛れ込む特殊な状況によっては、血脈変異と呼ばれる、取り分けて奇妙な、あるいは珍しい血脈の力が現れることがある。ブラッドレイジャーやソーサラーが新しい血脈の力を得るたびに、その血脈の力をその前提条件を満たす血脈突然変異と置き換えることができる。一旦この選択を行えば、変更する事はできず、また、ブラッドレイジャーやソーサラーは、アーキタイプにより変更されたり置き換えられた血脈の力を血脈変異に置き換えることはできない。ブラッドレイジャーは血脈変異の力を使うために“血の激怒”を使用する必要はない。
あるいは、ブラッドレイジャーやソーサラーは血脈のボーナス特技の代わりに血脈変異を選択することもできるが、そのクラス・レベルがその血脈変異が通常置き換えている血脈の力のレベル以上である必要がある。
術者がダメージを与えるブラッドレイジャー呪文やソーサラー呪文を発動する場合、ダイス・ロール毎に1点のダメージを加える。この効果は、《呪文熟練》で指定した系統に属する、または術者の血脈の血脈呪文から得られる、ダメージ呪文にのみ適用される。この能力は、ソーサラーの1レベルの血脈の力か、ブラッドレイジャーの4レベルの血脈の力を置き換える。
術者がダメージを与えるブラッドレイジャー呪文やソーサラー呪文を発動するたびに、術者はその呪文の ダメージ・ダイスの最大数を、術者の【筋力】または【魅力】修正値のいずれか高い方の値だけ増やすことができる。それ以外の点では、これは《呪文ダメージ激化》UM特技と同じように機能し、効果は累積しない。術者はこの能力を1日1回、3レベルの時に使用することができ、3レベルを超える4術者レベル毎に1日1回追加で使用することができるようになり、最大で19レベル時の1日5回まで使用することができる。この能力は、ソーサラーの3レベルの血脈の力またはブラッドレイジャーの8レベルの血脈の力を置き換える。
術者がダメージを与えるブラッドレイジャー呪文やソーサラー呪文を発動した場合、その呪文の影響を受けたクリーチャーは呪文の効果に対するエネルギー抵抗と呪文抵抗を、あなたの【筋力】または【魅力】修正値のいずれか高い方に等しい値だけ減少させる。術者はこの能力を4レベルで1日1回、3レベルを超える5術者レベルごとに1日1回追加で使用でき、最大で18レベルでの1日4回まで使用できる。この能力は、ソーサラーの9レベルの血脈の力またはブラッドレイジャーの4レベルの血脈の力に置き換わる。
出典:Inner Sea Magic
ラズミールの『神官』と呼ばれる者は魔法を使うペテン師である――彼らが旅するところには彼の熱烈な献身を広める生ける神Living Godの宣教師である。ラズミールの魔法によって変わっている部分として、彼らは他のソーサラーとは違う不可能な特技を行うことができる。ラズミールの神官は以下のようなクラス特徴を持つ。
偽の敬虔(変則)/False Piety:1レベルの時点で、ラズミールの神官は〈知識:宗教〉と〈芸能〉をクラス技能として得るが、〈鑑定〉と〈飛行〉をクラス技能として失う。信仰呪文を使用す呪文起動型と呪文完成型のアイテムを起動するための〈魔法装置使用〉判定に自身のソーサラー・レベルの半分を加える。《False Focus》をボーナス特技として得る。〈鑑定〉と〈飛行〉をクラス技能として置き換えることに加え、この能力は《物質要素省略》のボーナス特技と置き換える。
Lay Healer(超常)/Lay Healer:3レベルの時点で、ラズミールの神官は2レベル呪文として自身の修得済み呪文リストにエイドを加える。5レベルの時点で、3レベル呪文として自身の修得済み呪文リストにリムーヴ・ディジーズを加える。この能力は3レベルと5レベルで得られる血脈の呪文と置き換える。
ラズミールのエネルギー放出(超常)/Razmiran Channel:9レベルの時点で、ラズミールの神官は信仰呪文を使用する呪文完成型あるいは呪文起動型のアイテムを使用するために自身の魔法を使うことができる。自分が発動しようとしている呪文レベルより少なくとも1レベル高いソーサラーの呪文スロットを消費し、〈魔法装置使用〉判定を行う。成功すると、アイテムの呪文が発動され、アイテムやチャージ数は消費されない。失敗した場合何も起こらない。成功や失敗にかかわらず、呪文スロットは消費される。この能力は9レベルで得られる血脈の力と置き換える。
出典 Pathfinder Society Field Guide pg. 29
オラクルやソーサラーは、信仰や血脈によって選ばれたかどうかに関わらず、神秘的で不思議な方法で魔法の力を得る。ほとんどの者は不思議な力に満足しているかもしれないが、一部のオラクルやソーサラーは、彼らの神秘や血統についての詳細を解明し、彼らの不可思議な技の起源や歴史を明らかにするためにパスファインダーに参加している。これらの術者たちは『呪文の徒/the Spells』の間では『探究練士』として知られており、古代の文書や不明瞭な遺跡を調査して自分たちの遺産や歴史についての手がかりを探すことに夢中になっている。『探究練士』は以下のクラスの特徴を持っている。
研究狂(変則)/Tinkering:探究練士は、自らのオラクルの神秘やソーサラーの血脈についてさらなる研鑽を深めるため、古代の装置や古文書、不思議な魔法のアイテムに目を向けることが多い。この好奇心の強さに加えて、生来の未知と奇異を解読する能力のおかげで、探究練士はクラス技能として〈装置無力化〉を獲得する。さらに、1レベルの時点で、探究練士は罠を発見するために行う〈知覚〉判定と、全ての〈装置無力化〉の技能判定に、自分のオラクルまたはソーサラーのレベルの半分に等しい値(最小でも+1)を加算する。探究練士は〈装置無力化〉を使用して魔法の罠を解除することができる。探究練士がローグや罠探しの能力を持つ他のクラスのレベルを持っている場合、それらのレベルはオラクルやソーサラーのレベルと累積し、技能判定の総合的なボーナスを決定する。オラクルの場合、この能力は、通常であればオラクルの神秘から得られるボーナス・クラス技能を全てと置き換える。ソーサラーの場合、この能力はソーサラーのボーナス特技《物質要素省略》と置き換える。
探究練士の学び(変則)/Seeker Lore:3レベルの時点で、探究練士は既に自分の神秘や血脈について多くのことを学び、その神秘や血脈によって得られるボーナス呪文をより簡単に使うことができるようになっている。彼は全ての精神集中判定、呪文抵抗を克服するために行う術者レベル判定、そしてボーナス呪文に関連する事柄について行われる全ての〈知識:神秘学〉と〈呪文学〉の判定に+4のボーナスを得る。オラクルの場合、この能力は3レベルで獲得する啓示と置き換える。ソーサラーの場合、この能力は3レベルで獲得する血脈の力と置き換える。
探究練士の魔法(超常)/Seeker Magic:15レベルの時点で、探究練士は呪文修正により神秘の呪文や血脈の呪文を修正することに長じる。探究練士が神秘や血脈により獲得したボーナス呪文に呪文修正特技を適用した場合、呪文修正特技による呪文レベルの上昇を1減らす。したがって、《呪文動作省略》のような呪文修正特技を呪文に適用してもその呪文の有効呪文レベルは全く変わらず、《呪文高速化》を適用してもその呪文の有効呪文レベルの上昇は4ではなく3だけとなる。この呪文修正特技の呪文レベル上昇の減少は、同じような他の能力の減少と累積して適用されることはない。オラクルの場合、この能力は15レベルで獲得する啓示と置き換える。ソーサラーの場合、この能力は15レベルで獲得する血脈の力と置き換える。